雑穀米の栽培対策②
雑穀の栽培で、最も苦労するのは雑草の除去だと言われており、
「雑穀生産とは、雑草との闘いだ」
と農家の方はおっしゃっています。
雑草の発生が多くなると、雑穀の芯が柔らかくなり穂が倒れやすくなったり、 虫害の危険が増したり、収穫の際には雑草の種子が混じり、雑穀との選別に手間取るなど、大変な労力が必要です。
このような雑草対策には農薬が1番ですが、除草剤などを使用した場合、品質に影響が出る事は避けられないので、雑穀農家のほとんどが、できる限り農薬を使用せずに栽培をしています。
生産者としての、消費者へのありがたい配慮であるといえるでしょう。
その他の雑草対策としては、まず雑草が生えにくい土壌作りから始まり、冬には土壌を冷気にさらして雑草が居心地の悪くなる環境を作ります。
それでも生えてきた雑草は頻繁に除去するしか手がなく、何度も歩いて踏み倒したり、1本1本手作業で抜いたりもするそうです。
播種後、雑穀と雑草がほぼ同時に発生してくるので、初期除草をし、それ以降、収穫までは生えたら除去、生えたら除去を繰り返します。
そのような渾身の過程を経て雑穀は収穫され、私たち消費者のもとへ届くことを考えると、おいしい雑穀米には、生産者の方々の日々の努力が込められていることが実感できますね。